ランナー=風船理論 -1

ランナーには、ゲートの抵抗により、充填時に樹脂が圧縮されて圧力が蓄積され、スクリューの前進が止まった充填完了後に、その圧力がキャビティに向かって伝わります。簡単なモデルを考えてみましょう。ゴムチューブ側にスクリューがあり、風船がランナー、絞りこんだバルブ部分がゲートでその先にキャビティがある、というモデルです。ゴムチューブを吹くと、バルブに抵抗があるため、風船が大きくに膨らんでしまいます。チューブを吹くのを止めてシールをすると、風船の圧力のバルブへと向かいます。
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